ホームページを作る前のチェック項目

ホームページを作るときのチェックリスト

何のためにホームページを作るのか

あなたは今、ホームページが欲しいと感じてこの記事を読んでいるのだと思いますが、なぜホームページが欲しいのでしょうか?

「ホームページがないから、作りたい」

最初はこのように考えている方がほとんどです。
しかし、残念ながらこれは答えではありません。

今あなたの手元にハサミがないという理由だけで、ハサミが欲しいと思いますか?
答えはNOですよね。

紙を切りたい状況になって初めて「紙を切るためにハサミが欲しい」となるわけです。

さて、あなたはなぜホームページが欲しいのでしょうか?

ホームページを新しく作りたい、またはホームページをリニューアルしたい、そう思った時に、この記事をお役立てください。

ホームページを作る前のチェック項目

ホームページを作成するときに、明確にしておかなければならないものは主に3つあります。

  1. ホームページを作る目的
  2. ホームページに呼びたい人
  3. 提供する情報や商品

この3点がブレてしまうと、せっかく作ったサイトも成果を上げてくれません。
反対に、成果のでていないサイトは、この3つのポイントが押さえられていないとも言えます。

それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

①ホームページを作る目的を明確にする

ホームページの目的を設定する
最初にもお話しした通り、この「ホームページを作る目的」がハッキリしていない場合がとても多いです。
サイトを作る目的を明確にすると、サイトに期待しているもの、つまりサイトのゴールが決まることになります。

まずは、ホームページの目標をハッキリと定めるんです。

今ではホームページで出来ることは本当にたくさんあります。
なので、サイトの目的を絞ることは少し難しく思えるかもしれません。

ここでは、主なサイト制作の目的を2つご紹介します。

目的① ブランディングのためのホームページ
・会社の情報や考え、思いなどを伝えたい
・会社や商品、サービスなどの知名度を上げたい
・お客様、または社員とコミュニケ―ションがとりたい
・実績などの公開がしたい

目的② 売り上げ、収益を向上させるためのホームページ
・商品の販売がしたい
・予約ができるようにしたい
・資料請求やお問い合わせを増やしたい
・顧客情報を収集したい
・広告で収入を得たい

もちろん例に挙げていないものであっても、ホームページ作成の目的がハッキリしていればOKです。
サイト制作の目的を明確にしましょう。

②ホームページに呼びたい人を明確にする

ホームページに人を呼ぶ
どんな人に向けたホームページなのかをハッキリさせることで、ホームページが生きてきます。
どんな人もお客様として獲得したい、という気持ちもわかりますが、できるだけ細かくターゲティング(絞り込み)をすることが最善です。

なぜなら、そうすることで「伝えたい人」に「確実に伝わる」からです。

例えば、「健康でありたい人におすすめ」よりも、「健康でありたい女性におすすめ」という言葉のほうが、女性に響くワードになります。
さらに「仕事で忙しくても、健康でありたい女性におすすめ」という言葉であれば、お仕事をしている女性を引き付けるでしょう。

発信する情報が曖昧な情報であれば、ユーザーは「自分には必要のないもの、無意味な情報」と判断してしまいます。
伝えたい人を明確にすることで、その人には確実に伝わるようになるんですね。

「健康でありたい人におすすめ」の文章は、働く女性にとっては「ふ~ん」といった印象であっても、
「仕事で忙しくても、健康でありたい女性におすすめ」の文章であれば「私にピッタリだ」と感じるでしょう。

このように、なるべくサイトのターゲットを絞ります。
正しいターゲティングを行うことで、伝えたいことが伝わるホームページになるのです。

ここでは、ホームページに呼びたい人を明確にするためのチェックポイントをご紹介します。
サイトの目的などによってはすべてを細かく設定することが難しくても、なるべく明確にしておくことが必要です。

  • 性別
  • 年齢
  • 性格
  • 家族構成
  • 恋人の有無(独身、既婚)
  • 職業(役職、年収)
  • 趣味、趣向
  • 悩みや不満などのネガティブな感情
  • 理想や求めるものなどのポジティブな感情

このほかにも、制作するホームページによって設定するべき項目は増えていきますが、参考にしてみてください。

③提供する情報や商品を明確にする

情報を明確にしているイメージホームページを公開するということは情報を世界に発信するということです。
どんな情報、あるいはどんな商品をユーザーに提供するのかを明確にしておきましょう。

提供する情報の一例
・同業他社と比較して優れている点
・得意なことや実績
・会社の概要
・お店のメニュー
・提供しているサービス
・専門的な知識
・企業ブログ

主にどんな情報を発信していくかによって、トップページで訴求することや構成が変わってきます。
例えば、業界初の技術をアピールしたいサイトであれば、トップページに大きく目立たせるべきですよね。
お店の所在地がわかりにくく、情報を提供したいサイトであれば、トップページに丁寧な地図が必要です。

ホームページを作る前にしっかり考えよう

今回はホームページを作る前にチェックしておくべき最低限の3つの項目についてお話しました。

  1. ホームページを作る目的
  2. ホームページに呼びたい人
  3. 提供する情報や商品

この3点をしっかりと意識してサイト制作をすることで、ホームページを有効に活用することができます。
制作会社へ依頼するときのチェック項目としてもご活用ください。

  • ホームページ作成
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