SEO対策とは 検索エンジンとページ作りの基本

検索エンジンについて検索している様子

あれ?SEOって何だ?

ウェブ業界にいない人でさえ、耳にしたことがあるであろう言葉「SEO」。
「やっぱ、エスイーオー対策が必要だよね~」なんて言いながら、冷や汗かいてません?

SEOって、何ですか?
SEO対策をすると、どうなるんですか?
SEOにとって重要なことは?

やっぱり、聞いたことはあっても、しっかり説明するとなると難しく思えますよね。
今回はそんな初心者さんへ向けて、SEOの意味から、検索エンジンの仕組み、SEO対策の基本をお伝えしていきます。

SEOとは検索エンジン最適化の意味

SEOとは、Search Engine Optimization の頭文字をとった言葉です。
日本語で言うと、検索エンジン最適化。

簡単に説明すると、Google や Yahoo! などで調べ事をしたときに、
なるべく検索結果の上位に自分のサイトが表示できるように努力すること。

これが、SEO対策、つまり検索エンジン最適化です。

検索エンジンって?

検索エンジンとは、ネット上の膨大な情報を収集しているプログラムのことです。
検索エンジンが集めた情報は、データベースに登録(インデックス)され、
最適な順番で検索結果に表示されていきます。

2018年現在、世界で使われている検索エンジンは主に2種類です。
Google社製と、Microsoft社製のものです。
ちなみに、Microsoft の検索エンジンはBingです。

Yahoo!Japan も、以前は Yahoo!社製の検索エンジンを使用していましたが、
現在はGoogle社のものを使っています。
Googleの検索エンジンのイメージ
日々ネット上の蜘蛛の巣のように張り巡らされたリンクをたどって、情報を収集している検索エンジンのおかげで、
私たちは検索キーワードによって、最適な情報を得ることができているのです。
例えば、「秩父 週間天気」と検索した時に、海外のニュースなどは決して表示されません。
間違いなく、検索結果には来週の秩父地域の天気予報が表示されます。

こうして、私たちが知りたいことを予想し、答えを引っ張ってきてくれるシステムが「検索エンジン」です。
または、サーチエンジンという呼び方をすることもあります。

SEOとは、この検索エンジンに「私のホームページはこんな感じです」とわかりやすく説明するイメージですね。

なぜSEO対策が必要なのか

では、なぜSEO対策が必要なのかお話します。

さきほどもお話した通り、SEO対策とはつまり、
検索エンジン(ネット上の情報を回収しているシステム)に
「私のホームページはこんな感じです」とわかりやすく説明することです。

このSEO対策を怠ってしまえば、
たとえば検索エンジンにとって難解な説明をしてしまったりすると、
検索エンジンは何のサイトかわからず、どの検索キーワードで表示すればいいかわからなくなってしまうんですね。
そうすると、必然的に検索結果に表示されることはなくなります。

極端な話、SEO対策をしなければ、ネット上に存在していないのと同じ。
こんなことになってしまいます。

せっかく沢山の記事を書いても、有益な情報を発信していても、
方法を間違ってしまうと、何も存在していないのと同じになってしまう恐ろしさがあるわけです。

合わせて、検索結果の上位であればあるほど、クリック率が高いという統計も出ています。

2017年の夏、アメリカの「Internet Marketing Ninjas社」が調査したデータによる順位によるクリック率は、少し驚きの数字となっています。
検索順位によるクリック率
検索結果1位のサイトは21.12%
2位のサイトで10.65%、3位で7.57%、4位で4.66%、5位で3.42%、
6位と7位では2%台、8位9位10位では、1%台となっています。

検索結果の1ページ目でも、クリック率が1%という厳しい現実があります。
これが、2ページ目以降だとどうでしょうか。
ちょっとした調べものをするときに、検索結果の2ページ目まで全て目を通しますか?

2ページ目以降で表示されているとなれば、ほぼ見てもらえる可能性はないといえそうですよね。

これが、自分の会社の製品だったら?自分のお店の商品だったら?

SEO対策をするということは、検索結果で上位に表示させること、
つまりお客様に見てもらうための準備をするということなんですね。

SEO対策をするとは?

SEO対策をしないと大変そうだ、ってことはおわかりいただけたかと思います。

ここまでのおさらいですが、
SEO対策とは、情報を収集している検索エンジンに、自分のサイトについてわかりやすく説明し、
検索結果に表示してもらいやすくする努力のことで、
それを間違えたりサボったりすると、
検索結果に表示されない(=存在していない)なんてことになってしまう…
ということなんです。

そこでSEO対策の方法について説明していきますが、
最初に少し触れた通り、2018年現在では、主にGoogleとMicrosoftの検索エンジンが主要になっています。日本国内における検索エンジンのシェアグラフ
StatCounter Global Statsより
※Yahoo!はGoogleの検索エンジンを使用しているので、90%以上はGoogleの検索エンジンが使われている。
※Bingは3%以上、5%未満。

具体的には、国内シェアのほとんどを占めるGoogleの検索エンジンへの対策についてお話します。

SEO対策の基本はオリジナル・親切・便利

さて、SEO対策の基本は「オリジナル」で、ユーザーにとって「親切」で「便利」であることです。

1番大切なのはオリジナルであるということです。
既に同じ内容のページがネット上に存在している場合、Googleは既存のページを優先します。

コピーだと判断されると、検索結果の上位に表示されないだけではなく、
検索結果に表示すらしてもらえなくなってしまうこともあります。

同じ内容のページは、検索する人(=ユーザー)にとって不要だからです。

なので、検索結果が1位のページを真似して記事を書いたとしても、
Googleからすれば単なるコピーだと判断され、除外されてしまうだけなんですね。

そして、ユーザーにとって親切で便利なページを作ることが大切です。

サイトのタイトルが「甘いスイーツのお店」であるのに、
ページの内容を見ると「可愛い雑貨」しか書かれていなければ、
ユーザーにとっては不親切で、不便です。

甘いスイーツのお店を知りたかったユーザーは、もう一度検索しなおすか、
もしかするとGoogleを使うことを止めてしまうかもしれません。

それがGoogleにとって1番困ることなので、
なるべくユーザーにとって親切で、便利なサイトやページを検索結果の上位に表示するようにしているのです。

初心者でも出来るページ作りの基本

まだまだホームページを作りたてであったり、
これから更新しようと考えていたり、あるいはこれから作成しようという初心者の方は、
どのようにページを作っていけばいいのか悩んでしまうかもしれません。

そんな時は、先ほど3つのポイントをチェックしてみてください。

①このページはオリジナルになっているか?
どこかのサイトに同じ記事はないか?
写真は自分で用意したものか?

②ユーザーにとって親切になっているか?
ユーザーの知りたいこと、悩みを解決できるページになっているか?
ページのタイトルと文章の内容にズレはないか?

③ユーザーにとって便利になっているか?
見やすいページになっているか?
関連リンクを適切に使えているか?

など、簡単なチェック項目ですが、これだけでも意識してページを作成してみましょう。

ページの作りの基本はSEOを意識すること

SEO対策を意識してページを作っていくことで、
結果としてユーザーにとって見やすく、わかりやすいページを作ることにつながります。

そうすることで、検索結果の上位に表示されやすくなり、
ユーザーは見やすいページに何度も訪れるようになるでしょう。

するとさらに検索エンジンからの評価もあがり、さらに上位表示され、
新規のお客様の目にもとまりやすくなり、さらにユーザー数が増え…とプラスの連鎖となります。

SEO対策を意識したページ作りは、結果としてお客様を増やすということにつながります。

今回は、SEOという言葉の意味から、SEO対策を意識したページ作りの基本までをお話しました。
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