本当にホームページが必要な理由
そもそもホームページとはなんでしょうか。 意外と、説明するのが難しいですよね。 ※ここでは、ウェブサイトもホームページと呼ぶことにします。
ホームページとは、簡単にいうと「インターネットに繋いで閲覧するファイル」です。
自分のパソコンやスマホでホームページを見る時には、必ずインターネットに接続します。
インターネット=世界規模のコンピュータ ネットワーク
例えば、スマホで撮影した写真のデータはスマホの中に保存されるので、 インターネットの接続がなくても、スマホで見ることができますね。
しかし、自分のパソコンやスマホの中にはホームページのファイルがないので、 インターネットに接続しないと見ることができません。
作成されたホームページは、インターネット上に公開されることで、はじめて私たちが目にすることができるのです。
つまり、ホームページを作成し、公開するということは、 世界中の人へ向けて情報を発信しているということになります。
なぜホームページの説明が難しいと感じてしまうのかというと、 ホームページはユーザーによって使い方(利用する目的)が変わってしまうからです。
例えば、面白い動画を見るためにホームページを閲覧する人もいれば、 店舗の営業時間を知るためにホームページを調べる人もいて、 買い物をするためにホームページを利用している人もいるのです。
なので、一口にホームページといっても、具体的に説明することが困難になってしまうんですね。
多くの利用方法があるホームページですが、共通しているのは 「必ず検索されてたどり着くところ」ということです。
あなたのパソコンやスマホに、突然ホームページが表示されることはありませんよね。 あなたがインターネットに接続し(無意識かもしれませんが)、検索することでホームページが表示されます。
つまり、ユーザーがホームページを閲覧するということは、 ここに興味があって、ユーザーが自分から訪ねてきたということになります。
お店の広告方法で例えれば、歩いている人全員にチラシを配るのではなく、 看板を持って立っているというイメージになります。
チラシをもらった人の中には、本当に興味のある人もいるかもしれませんが、可能性はとても低いです。 認知を広めるのには有効であっても、悪い時には、それが迷惑だと感じさせてしまうかもしれません。 入口はこちらです、なんて大きな声で言っても、誘導までは難しいでしょう。
では、看板を持って立っている場合はどうでしょうか。 興味のない人は見向きもしないでしょう。 しかし、興味のある人は看板の隅々までしっかりと見て、少しでも多くの情報を集めようとします。 看板をよく見ようと近づいてきた人に、入口はあちらです、と案内すれば、ほとんどの人は入り口へ向かうでしょう。
興味のある人へ、丁寧に説明をする。 これがホームページが存在する本当の意味です。
看板が古くなり文字が読めない、色が落ちてしまった、などの不具合が出た時には修正が必要になりますね。 場合によっては看板を新しくすることが必要になるかもしれません。 また、看板を立てる場所も大切です。 1日10人しか通らない道よりも、1日100人が通る道に立てる方が有効です。
ホームページの場合も同じです。 いつまでもそのまま放置していれば古くなり、修正が必要になります。 看板を立てる場所としては、よく目につくところ、つまり検索結果の上位に表示されるほうが有効となります。
ただ作ったままにしているホームページとは、古くて読めない看板を立てっぱなしにしているのと同じということです。
ホームページは作るだけではなく、育てていくことがとても重要です。